Life is "Prima!" Weddings 結婚式のつくり方

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「お」をつければいいってものではないのです

今朝、利用している銀行から携帯に電話がかかってきました。
3分ほどいいですか?と聞かれ、どうぞ、と話を続けてもらいました。

 
用件は新しいスマホアプリの説明だったのですが、
彼(男性でした)は途中でこんな言葉を発したのです。
 
おスマートホン
 
「おスマートホン……」
思わず小声でリピートしてしまいましたよ。
カタカナで書く言葉に「お」はつかないぞ~!!
 
そのアプリについては以前メールで案内が来ていたので、途中から上の空になりつつあったところに、
この衝撃の丁寧語(?)が発せられ、残念ながら一気に聞く気が失せたので、
それなら既にメールでご案内をいただいています、と話を終わりにしてもらいました。
 
営業電話はちょくちょく掛かってきますが、そういう怪しい会社ではなく、日本でも指折りのメガバンクです。
話ぶりからして、外部委託先がかけてきている電話のようでした(むしろそうであってほしい)が、
会社の名前を名乗って電話をさせるわけですから、業務のクオリティはチェックして契約すべきですね。
ブランドイメージにだって影響を及ぼしかねません。
 
まあ、我が業界でも語尾にやたらと「ございます」をつけるなど、
おかしな話し方や書き方をしているのを見かけるので、他業界のことはとやかく言えません。
マネージメント層に聞くと、人手が減り、基本的なビジネスマナー教育に時間をかけられないというジレンマもあるようです。
 
とはいえ、正しい日本語はお客さまとのコミュニケーションの基本。
学校にしても、企業にしても、もう少し日本語の教育に時間をかけるべきではないかと思うのですが。
会社であれば、先輩ができていれば、後輩もそれを真似てできるようになりますし。
 
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余談ですが、そもそも電話をかけてきた理由が、私がその新アプリをまだ使っていないから。
アプリの存在は知っていたけれど、使う意思がないから使っていないわけで、
私にとっては余計なお世話、単なる営業電話でしかなかったわけです。
銀行には、こういう営業電話で無駄なお金を使うより、金利を上げるとか、手数料を下げるとかしていただきたいなぁと思います。