憧れのアメリカのトップWケーキデザイナー・シルビアさんに会う
こんにちは、ウェディング・ナビゲーターの清水 恩です。
久しぶりのブログ更新です。
先日、プレスでお声掛けいただいて、アンリ・シャルパンティエにお伺いしました。
アメリカのケーキデザイナー、シルビア・ワインストック氏とのコラボブランド「Henri & Silvia」がスタート、お伺いしたのはその発表会です。
アメリカのセレブリティに愛され、「世界一美しいケーキを作る」と評されるシルビアさん。
もう10年以上前になりますが、TVのドキュメンタリーで彼女のプロフィールやお仕事ぶり、ケーキの素晴らしさを見て、ファンになりました。
ケーキづくりの工程も、日本ではなかなかできない内容で、そのプロセスから欧米のウェディングにおけるケーキの重要性も感じ取ることができました。
小学校の先生として、3人の娘さんの母として生活していたシルビアさん。
ガンの闘病を機に好きなことをしたいと考えて、ウェディングケーキづくりを始めたそうです。
確か、ご自身のウェディングはティーパーティ程度のこじんまりとしたもので、だからこそ美しいウェディングケーキを作り、多くの花嫁に届けたいということをTVでおっしゃっていたように記憶しています。
発表会の場では、シルビアさんのデモンストレーションも行われました。
間近で見られるなんて感激~♪
たまたまお隣にシルビアさんの娘さんがいらっしゃったのですが、
脇から必死に写真や動画を撮っていたら、場所を譲ってくださいました(^^;
イメージ画像を見ながら、きっちり決めず、でも美しく、感覚的に花を挿していくシルビアさん。
新婦のお好きな花を聞いて、それをふんだんに使ってケーキを飾るそう。
この花は全てシュガークラフト、実際に食べることもでき、ずっと保管しておくこともできます。
10年後の家族のアニバーサリーや、娘さんの結婚式で使ってほしいと、大切に保管されていた古いシュガーの花を持ってくる方もいらっしゃるそうですよ。
サクサクと花を挿しているように見えたのに、色遣いやレイアウトのセンスがさすが!
トレードマークのまん丸眼鏡がキュートなシルビアさん。
デモ後に握手もしてもらっちゃいました♪
ケーキの試食も。
プレーンのスポンジにピスタチオのクリームの組み合わせでした。
固さも甘さもしっかりめのスポンジに、優しい風味のピスタチオクリームが美味しかったです。
ケーキのスポンジやクリームは、「パレットコンサルテーション」と呼ばれるカウンセリングを経て決定。
シュガーの花の種類も選べます。
これが、私がTVで拝見した時に一番感銘を受けたシステムで、後日フリーになった時に真似をさせてもらったこともありました。
日本だと、飾り方は考えますが、中身はほとんどリクエストを聞かないですよね。
欧米はウェディングケーキをとても大切なアイテムとして使うので、見た目はもちろんのこと、新郎新婦の好みに合った、美味しいものへのニーズも高いのでしょうね。
アンリ・シャルパンティエのスタッフさんも、ニューヨークのシルビアさんのアトリエで研修を受けたそうです。
当日もシュガークラフトの実演も拝見できました。
しばらくはカスタムメイドのみで展開し、後々フルオーダーも進めていくそう。
日本の場合は、会場への持ち込みが懸案事項なので、それもお聞きしてみましたが、そこは直接交渉を、という回答でした。
提携先も徐々に増やしていくべく、動かれているそうです。
食べ物として扱われるものなので、なかなかハードルが高い……。
ケーキはぜひシルビアさんのものを!とお考えなら、イベントスペース等の飲食物をっ直接扱わない会場を利用するのが一番簡単だと思います。
条件的にホテルや式場、レストランでという場合は、会場見学の段階でしっかり交渉することが必要ですね。
いや、その前に会場のリサーチから布石を打っておくことになると思うので、プロがついているとより安心かと思います。
ぜひ私たちが提供しているサポートをご利用いただきたいです。(ちょっと宣伝)
カスタムオーダーが可能なデザインのケーキも、いくつか飾られていました。
帰りに、シュガーの花を1本ずつプレゼントしていただきましたよ。
欠けてしまった部分を食べてみたら、ほろっと溶けて美味しい。
ケーキ自体はデザートとして分け合って食べて、シュガーの花は「幸せのおすそ分け」として女性のゲストに配るのもいいかもしれませんね。
アンリ・シャルパンティエの皆さま、素晴らしいひとときをありがとうございました!
ケーキについて、詳しくはスペシャルサイトでどうぞ。
Prima! Weddingのサポートについて詳しくはHPで。