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街の復興、心の復興

こんにちは、清水 恩です。

 

阪神淡路大震災からもう20年も経ったのですね。
目に焼き付いているのは、高速道路が横倒しになっている様子を空撮している映像。
当時、私は大学生で、朝起きてTVをつけて目に飛び込んできたのが、確かこの絵だったと思うのです。
情報が錯綜しているようで、まだ詳しい状況ははっきりと報道されず、異様な光景にただ目を奪われるばかり。
言いようのない、ざわざわとした気持ちで見ていました。
怖さと悲しさとやるせなさが入り混じったような気持ち。

 

Yahoo!にアップされていたこの特集。
その時のざわざわとした気持ちを思い返しました。
(臨場感のある写真が多く含まれるので閲覧にはご注意を)


阪神・淡路大震災から20年。震災から学び、未来に備える - Yahoo! JAPAN

 

御巣鷹山、9.11、そして東日本大震災
同じように心に刻み込まれて、忘れられない出来事です。
昨日のNHKあさイチ』では、神戸からの中継で当時取材した方たちの今を追っていましたが、
20年経っても、未だに避難した時のままの場所に住んでいたり、家を元通りにできていない方がいるのですね。

そして何より、心の問題。
家族や近しい人を失った悲しみは、まだまだ残された人たちの心の大部分を占めている。
もちろん、悲しみは完全に癒えることなどないのでしょうが、
街の中心部など、TVなどで見る風景が復興することで、その後ろ側にいる日常まで復興したと思ってしまいますよね。

復興していない場所、そして心。
特に心の復興は、とても時間がかかることなんだと思います。

 

大きな災害が増えていますが、そこに巻き込まれずに今がある……そのことに深く感謝すると同時に、
万が一にしっかり備えること、減災のための知識も大切だと改めて思います。

阪神淡路大震災で亡くなられた方々のご冥福を祈り、復興への祈りを込めて。